ボクは高校生くらいのときから、
自分が死ぬことについてよく考えてきました。
ゲイとしての生きづらさがそうさせたのだけれど、
「もし自分が死んだらどうなるのか」
と、寝る前に考えては泣いていた気がします。
死について考えることが、
崖のギリギリの端に立ったような気分になって、
飛び込んだら楽になるけど終わりだな、
ということを確認する作業だったのかもしれない。
終わりを確認することでなんとか生きることを
選択し続けることができたのかもしれません。
最近は死ぬ瞬間について考えたりします。
死ぬときは眠りに落ちるような感じなのかな、とか。
知らないうちに意識がなくなってしまうのかな、とか。
知らないうちに意識がなくなるなら怖くないのかな、とか。
日本人は死を避けて生きているように思います。
死ぬわけじゃあるまいし。と。
確かにそれでいいのかもしれませんが、
一方、死について考えたり想像したりすることで、
自ら命を絶つという選択を防ぐことが出来るのかもしれない
と最近思ったりしています。