ユータロの日記

考えたこと、日々のこと、彼とのこと。

好きなことがあること

好きな人がいることも素敵だけど、

好きなことがあることも素敵なことだ。

 

そしてその好きなことを共有できる人がいれば尚よし。

 

ということで、今日も読書会へ参加してきました。

今日ボクが紹介したのは、これ。

 

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

 

 

Twitterを軸に描かれる大学生の就活事情。

SNSについてもよく考えさせられる作品。

 

Twitterを含むSNSは自己顕示欲求を満たすツールであり、

リアルの自分よりも大きく見せたり綺麗に見せたりできる

現代の自己プレゼンテーションツールでもある。

でも人生ってもちろんプラスだけではないから、

闇や影の部分をどこかで表現してバランスをとるのかもしれない。

それがいわゆる裏アカ、闇アカとして存在していて、

プラスを大きく表現すればするほど、その二面性は大きくなる。

なんてことを考えさせられたわけです。

 

結局はリアルな自分が魅力的になるしかないわけですが、

SNSはその事実をごまかせちゃったりもするので、

無意識的に使ってると変な方向にいく危険性も孕んでいます。

 

とにかく今の時代に読む小説だな、という感想です。

 

他の方からは自分では手に取らないような本の紹介もあって、

それはもうやはり刺激になりました。

もちろん、全く興味が湧かないものもあるんですが、

何か一つでも持ち帰ることができればよし、

ということで、今回は紹介のあった、この方の本を

図書館で借りて帰ってきました。

 

 

情熱大陸か何かでひどく興味が湧いた方だったのに、

すっかり忘れていました。

読んでみるのです。