以前書いた記事で取り上げたこちらの本、
読み終わりました。
いろいろな衝撃を受け、身が引き締まる思いでしたよ。
石井光太さんはノンフィクション作家であり、
国内外あらゆる現場に足を運び、ありのままの現状を
ときには冷静に、そしてときには情熱的に描写してます。
ボクは初めてでした…この読んでいて動悸がする感じ。
どんな残酷で絶望的な中にも人間の温度がある、
といったようなことを気づかせてくれるのです。
数年前に情熱大陸でも取り上げられていましたね。
【情熱大陸】 石井光太(ノンフィクション作家) 2012/8/19
うーん。
どんな人にもそれぞれの事情や思いがあって生きていて、
もちろんそれによって自分が傷つくこともあるし、
他の誰かを傷つけてしまっていることもあるんだろうけど、
一回落ち着いて想像してみるのも大事なのかもなー。
相手の気持ちや境遇をさ。
自分から考えたら理解できないことであっても、
その人からしたらその理解できない言動が
その人の存在や人生を辛うじて保っていたり、
バランスをとっているのかもしれないよなー、
なんて思ったりしました。
最終的に理解できなくても、そういう人はいるんだ、
というくらいは頭に置いておいた方が
自分自身の視野も広くなったりするのかも。