ユータロの日記

考えたこと、日々のこと、彼とのこと。

不倫なんて起こるべくして起こるもの

最近思うんですが、読む本、見る映画、

不倫がストーリーに組み込まれないものって

ほとんどないんですよねー。

かの夏目漱石でさえ不倫や略奪愛の話をけっこう書いてるし、

遠い昔の俳句でも忍ぶ恋はよく詠われるトピックだった。

 

みんなそれだけ不倫をおもしろがっているし、

サイテーとか言いながらも刺激的に見たり聞いたりしてる。

わざわざ不倫している人見つけてきてあーだこーだ言ってるしね。

現実では実際に人を深く傷つける行為であるし、

たぶん自分がされたらかなり嫌な行為なのに、

人の不倫はおもしろがり自分の不倫はロマンチックに捉える。

 

不倫てつまりは人間の性(さが)みたいなものなのかも。

「不倫は文化」と宣った方もいらしたけれど、

あながち間違っていないのかもしれない。

人はそういう生きものなんだよね。

もちろんすべての人がそうではないんだろうけど、

驚くほどに珍しいことでも何でもない。

 

ゲイなのになぜ異性と結婚するのか?という疑問から

以前こんな記事を書きましたが、

 

 

人間というものは…性別やセクシャリティを問わず

そういう生きものなんですよね。

最近はそう思うようになってきました。

 

そこで提案なのですが。

フランスで主流になっているPACS(民事連帯契約)

取り入れてみてはいかがですか。(誰目線だよ

ふたりで生活すること、子どもを育てることなど

ある目的意識を持って必要な権利を手に入れる為の制度で、

まあ離婚ってのは正直あるよね、という考えが前提にあるので、

なんだかとても賢い制度に思えます。

企業の事業戦略から武士の死に際まで、

どうしたら終わるかということを考えながら生きることって

けっこう大事なことなんじゃないかなーと思う。

結果的に一生一緒にいられるならそれはいいことだし。

そしてこれは同性同士でも利用できるという優れもの。

同性婚よりも現実的で個人的には好きです。

 

あともうひとつの提案は、

結婚という契約を自動更新制にするというものです。

夫婦の関係が実質的に崩壊→不倫という流れはあると思うので、

それなら1年毎の更新制にして崩壊したら契約解除!ができたら、

離婚だとかなんだとかという問題も小さくて済むはず。

解除理由によって財産分与や慰謝料も考えなければいけないけど。

昔に比べて結婚していることが不倫の抑止力になっているとも思えないし。

 

リスクマネジメントとかもそうだけど、

起こることを前提として物事を考える必要があるなー。

 

最近、少し大人になったボクです。