ユータロの日記

考えたこと、日々のこと、彼とのこと。

ああ消費社会

最近感じていること、今の世の中、消費社会だなーてこと。

今日はこのことについてグダグダ書きたいと思います。

 

ボクが住んでいるのは人口60万人あまりの地方都市で、

関西圏に長く住んでいたボクにとっては

文化的に物足りない街だなーという印象。

美術館やらギャラリーやら

本屋やらカフェやらが足りない…

特に徒歩圏内には。

 

それでもコンビニの数は増える一方だし、

都会で見ていたような店が進出したりなんかして、

まあ、そんなに不便は感じない生活。

ネットや流通も整っているので、

周りにないものや行けないところのものは

ネットで買えたりはするんだけど、

果たしてそれがいいことなのか。

 

環境が整うことはいいことだけど、

それに人が慣れて過度に消費志向になるのが

ちょっと懸念している点でして。

 

つまり欲求を満たしやすい社会になっている、

と最近思うわけです。

食べたいものは食べる

(食べたくなくても食べちゃう)

欲しいものは買う

(欲しくなくても買っちゃう)

ヤリたいときはヤる

(好きじゃなくてもヤッちゃう)

(ていうか性欲だけ切り離して満たしちゃう)

 

そういう思考方法が当たり前になって、

欲求過多のような気がするんですな。

欲求をわざわざ作って満たす、というか。

自戒も込めてですが。

 

足りないものを足していく社会というか、

そのために供給過多になり余りは捨てる、

という構造になってしまっているような。

それでいいんかな、と思ってるところ。

まだうまく言葉にできないけど、

そんなこと考えてます。

 

そのきっかけを作ったのは、この本です

 

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

 

 

腐らない食べもの、

腐らない(循環しない)経済、

それってどうなの?というところから、

どうシステムから外へ出ていくか

パン屋経営の実践を通して説明されてます。

なかなか面白くて勉強になります。

 

豊かさとは何か。

考えちゃいます。