ユータロの日記

鹿児島に住んでいる、とある男の日常をつらつらと。

世界一のクリスマスツリーに思う

ふっくんがこの週末、関西に行くということで

関西の情報をあれこれ検索していると、こんなんが。

ルミナリエと同時開催ということで神戸復興の象徴、

そして神戸開港150周年の関連事業としてのイベントらしい。

ほぼ日も関わっていてなんだか楽しそうだな。

12月ってみなワクワクしているからイベントが多いほうが

楽しくて心に残るクリスマスシーズンになる、はず。

 

でも、このイベントには批判的な意見もあるらしい。

主な批判は以下の通り

・木がかわいそう(そもそも木材用の木の一本ではある

・復興なんて後付でただの金儲け(完全無償なのはそもそも無理

・イベント終了後の利用法は未定(もともとの主旨

・神木を移送して終わったら切り刻むのは罰当たり(これはデマ

 

メインでこの企画をしているのが西畠さんという

プラントハンターらしいのだけど、彼がプロデュースしたから

こういう形のクリスマスツリーになった、という話で、

なぜ、神戸の港にわざわざ富山から木を運んだの?

と問われれば、それは西畠さんが企画したらからだよって。

西畠さんはきちんと説明しているし賛同者もいる。

マイナスな意見もたくさんあるけれど、

ひとつのプロジェクトとして意義はあると思う。

あとは好き嫌いの問題かと。

どういう思いがあるのか、それをどう実現するのか、

それが仕事、プロジェクトというものだと思うし。

 

ただ、最近は仕事にストーリーをつけることで

問題提起したり付加価値をつけたりすることが多いけど、

それが今回うまくハマらなかったのかもしれないなとは思う。

西畠さんは講演会なんかでもきちんと思いを伝えていると思うけど

問題は講演会などで会えない人たちに、いかに思いを伝えるかだ。

同じ価値観の人同士は相互理解しやすいから、

そうでない人たちにどうやって理解してもらうかという点で

今回のプロジェクトはいい機会だったんだと思う。

でも、ひとつのクリスマスイベントについて深追いする人は多くないから、

え、なんで?これってどうなの?と感じる人も少なくなかった。

特に地元神戸の人たちはピンとこなかったんじゃないかな。

 

港というところには遠くの街や国からモノや人が運ばれてきて

それによって人の暮らしや文化、考え方が変わったりする。

昔の人はいい地形のところに港を作って、その町は栄えた。

今は飛行機がある分重要性は相対的に低下したのかもしれないけど

港が担ってきた役割のひとつが社会に影響を与えるということなら

クリスマスツリーをただのきれいなツリーで終わらせるのではなく、

木材としての木に思いを馳せさせ、

その流通や関わる人々にも光を当てる。

それって個人的には素晴らしいプロジェクトだと思った。

結果や見えるところだけ見て判断してしまうんじゃなくて、

どういう思いで、なぜこの方法をとったのか、というところまで

考える癖をつけないといけないなーと思う。

そこまで知った上で好き嫌いを言っても遅くはない気がする。