久しぶりにほぼ日のコラムを読んでいました。
その中に、ゲイ関連の連載があります。
下記ページを読み、同性婚についての考えをアップデートしました。
(といっても、2015年の話ですが…)
僕のスタンスとしては同性婚できたらいいな、でした。
同性愛者も結婚しようがしまいが選べた方がいいからです。
しかしながら、同性婚はできなくてもいいという主張もあります。
その理由として耳にするのが、結局は結婚制度に憧れていて
その制度の中に押し込められるから、というもの。
これ、ちょっとどういう意味かわからなかったのですが、
既出のコラムを読んで少し理解が進みました。
そもそも結婚制度自体の妥当性というものは見直されないよな、と。
特に日本は同じ籍に入って、同じ姓に変えて、
ほとんどの場合は家族親族友人にお披露目までする。
これほど未婚率が上がり、離婚も増えている現代で
なんとハードルが高くて面倒くさい制度なのでしょう。
逆にそれを超えてまでするから結婚には覚悟が必要だし、
そこまでの覚悟も持ってこそ一人前の社会人だ!という
昭和的な考えで反論してこられると困っちゃうんですが、
ハードルが低くて誰でも利用しやすい制度こそが
広く使われるようになるんでないかい?と思います。
ハードルが高くて、できるのが特権みたいな制度だと
どんどん婚姻率は下がり続けて衰退していくように思います。
一方で、現行の結婚制度のまま、同性婚を認めたところで、
税制はどうするの?籍は?姓は?相続は?民法は?と
どんどん変えなければならなくなるし、
既存の結婚制度にも影響が出てきてしまうので、
投票率の高い中高齢層を納得させるのは難しいでしょう。
そこで僕は、現行の結婚制度を同性愛者も利用できるようにするより、
今広まりつつあるパートナーシップ制度に法的効力をもたせ
配偶者として得られる一定の権利を与えるという形で
運用するのが良いのではないかと考えを改めました。
現行のパートナーシップ制度ではただの宣言止まりなので、
結婚制度よりもう少しライトな制度でいいので、
異性愛同性愛に関わらず利用できる制度ができたらいいなと思いました。