ユータロの日記

考えたこと、日々のこと、彼とのこと。

気が重い帰省後に、少し成長したよ

祖母が亡くなり、急遽、実家へ帰省しました。無事にすべての予定を終え、今、帰路の乗継待ちの空港でこのブログを書いています。

実家へ帰ることは、僕にとっては気が重いイベントです。家族との関係が悪いわけではないのですが、ドがつく田舎なので、伝統的な家族観が息づいており、結婚して子どもを作る以外の人生が許容されにくいのです。つまり、結婚についての話は避けて通れない。親からだけでなく、親戚や近所の人、会う人会う人に同じ回答を繰り返すうち、精神的にかなり疲弊します。

今まではこの疲労感で終了していたのですが、今回の心持ちは少し違いました。もちろん親の立場になれば(日々、周りは子や孫の話ばかりしている環境なので)、やはり申し訳ないなと思います。でも、自分で選べない属性により生じる問題なのに、申し訳なく思いながら生きなければいけない社会っておかしくないでしょうか。そこは、冷静に考えて、自分を責めてはいけないのです。もう充分悩み苦しみましたから。

それで、もう、自分の人生、とことん自分らしく生きてみようかなって思えました。自分らしくと言うのは、嬉しいことや楽しいことの比率を増やしていく、という意味です。有難いことに、東京という地で、好きな人と暮らせているので、こちらを充実させることに、頭と体を使いたいと思います。