読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

セ キ ラ ラ バ イ

本音と建前のどっちかというと本音の部分

彼らが本気で編むときは、②

今日のNHKハートネットTVは、荻上直子監督、田中美佐子さん、ブルボンヌさんが映画「彼らが本気で編むときは、」のいろいろな人物や描写を引用しながら、LGBTについて話すという企画でした。映画を見たばかりだったので、とても興味深く拝見しました。

LGBTに当てはまらないセクシャルマイノリティも存在しているため、LGBTという呼称自体にも賛否両論があるわけですが、まずは何かワッと注目されないと問題が認識されること自体が難しくなるので、それはまたこれからの課題なんでしょう。

特にボクが最近思っていることはマイノリティは何も性だけではないぞ、ということ。障害があったり難病を発症したり、時には独身だったり子どもがいなかったり、逆に子育てしながらフルタイムで働いている人がマイノリティになる環境だってある。仕事をある日失って急に社会と壁ができちゃったりもするしね。そう考えていくと、普通とかマジョリティなんてものがいかに狭い世界での覇権であるかということに気づく。外国で行われている差別や弾圧に対しては客観的に「なぜそんなことを?」と感じられたりもするけど、実際は身の周りのあらゆるところに大なり小なり差別は存在しているわけで。そういうところまで想像できる人になりたいなと思う。そういう人が増えていって欲しいとも思う。そうしたらもっと多くの人が(もちろん普通の人も)生きやすい社会になっていくのにな。

そして映画の中でトランスジェンダーである主人公リンコ(生田斗真)のパートナー役であるマキオ(桐谷健太)が言った言葉が印象的で素敵だった。「リンコさんのような心の人に惚れちゃったらね、あとのいろいろなことはどうでもいいんだよ」と。人の心を動かすのはやっぱり人の心なんだよね。そのことを肝に命じたいと思った。