ユータロの日記

考えたこと、日々のこと、彼とのこと。

つくろいじょうず

「ボクにもできます、やります、頑張ります」

それが背伸びだとすれば、

それは可愛げがあるのかもしれません。

 

今までの資格取得実績や成功体験を

パッチワークのようになんとか継ぎ接ぎして、

いかにもいいでしょ、大丈夫でしょと繕うのだとしたら、

大人にはそれはきっとお見通しなんでしょう。

 

ボクたちって大人になればなるほど、

背伸びの仕方よりも繕うことの方が

よっぽどうまくなってしまいます。

特に日本社会の中で生きてゆく上では

重要なスキルなんでしょう。

 

でもボクはなんだかそういう風に器用には生きられなくて。

28歳になろうとしている今でもまだ、

自分の人生の方向さえ分かっていないのです。

社会に出て2回も会社を辞めてしまい、

この1年はフリーターとして働いてきて、

正社員になる話もありましたが気乗りがせず断り

その仕事も辞めてしまいました。

そして今月で九州の地元に帰る予定です。

 

いわゆる「大人」といわれる年齢になっているので、

多少のことは我慢したり繕ったりしながら

生きていかなければいけないのでしょうが、

ボクにはどうもそれができずにいます。

 

仕事でもプライベートでも嘘をついたり繕ったりばかりで

一体本当の自分はどこにいるのでしょうか。

ボクはただ、本当の自分が慎ましく働き暮らす場所を求めているだけですが、

今の世の中、こんな思いですら甘えと言われてしまうのでしょうな。