最近読んで、良かったなと思う本があります。
幡野広志著
「ぼくたちが選べなかったものを、選びなおすために。」
ガン患者になった著者が、さまざまな理由で苦しむ人々を取材したパートと、本人の考えが綴られたパートに分かれています。
苦しみの理由のほとんどが家族を含む人間関係であり、
自分が選べることは選んでいいんだというメッセージが一貫して述べられています。
この本を読んで考えたことを書きたいと思います。
自分で選べなかったことはたくさんあります。
生まれる国、家族、性別、セクシャリティ、容姿などなど。
小さい頃の体験や親子関係、生育環境は、
その人の人格や性格に大きな影響を与えますので、
自分で選ばなかった要因によって、
苦しむ人が生まれるわけですね。
一方で、自分で選べることもあります。
働く場所、付き合う人、住む街、食べるものなどは
自分で選べる余地が大きいです。
選べるものはきちんと自分で選んで、
幸せになる方向へ進むのがいいと思いました。
自分で選ぶと人生の満足度も変わってきそう。
自分に染み付いた考えや思い込みを一度整理して、
改めて自分がコレだと思ったものを選ぶ。
あらゆる中で一番マシな選択をする。
その積み重ねが人生を少しはいい方へ
導いてくれるのではないかと思います。
僕も親や世間の良しとする価値観に、長い間苦しめられましたが、
それは結局、自分の価値観ではないので、
縛られる必要などないし、その通りに生きなくていいし、
もしそれで嫌われても構わないと思えるようになりました。
自分が幸せならば他の人の意見は意味ないんです。
誰かの幸せをなぞっても自分が幸せにはなれないです。
今は、自分が幸せだと思えていれば、それでokなんです。
今後は仕事に関する価値観を見直して、
自分らしく仕事ができるようになりたいです。