節約すると言うと、いい響きがあります。
目的のためにお金を貯めてバーンと使う。
日々は質素に、できるだけシンプルに。
それが時代の流行りでもあるようです。
もちろん節約や断捨離はある程度は必要だし、
ボクも本を読んだりして実践してきたのですが、
最近は見直すようにしています。
もともと浪費する方ではないですが、
そもそも今ほどに節約グセがついたのは、
元カレの影響だと考えています。
責めるわけでなくて感謝する部分も多いのですが、
外食よりは自炊、欲しいものもあまり買わない、
旅行のときはちょっと財布の紐を緩めて…
みたいなお付き合いを7年くらいしていたので、
それが元来自分の性分だったかのようになりました。
今の彼はあれもこれも欲しいタイプで物欲が止まらないタイプ。
でもそれは自分の収入内でおさまっているので
他人からとやかく言われる筋合いもありませんね。
そしてそれがまた幸せそうなんですな!
生きていくうえで「欲しい」という感情は原動力になります。
欲求を抑えすぎると、自我のようなものを抑える癖がつき、
どんどん幸福感が微減していくような気がしています。
そしてそれが今の自分の卑屈さと無関係ではない気がしています。
節約とか断捨離を実践するということは、
自分の欲求をただ抑えるということではなく、
自分の気持ちと向き合い話し合い、
自分をハッピーにさせてくれるか?を常に問う作業なのかもしれません。
自分で働いて稼いだお金で欲しいものを買い、食べたいものを食べる。
それはそれで大切なことなんですよね、きっと。