ユータロの日記

考えたこと、日々のこと、彼とのこと。

数字に振り回されている

最近、数字に振り回されているなと感じます。

例えば、会社に勤めていると、評価によって給与や賞与が決まりますので、数字を意識せずにはいられません。そして、一度上がった給与は下げる方向でなく、上げる方向に行動しなければならないのが会社のルールです。基本的に、現状維持は許されないのです。特に中国系の企業に入ってからは、その傾向が強くなっているなと思うのですが、最近は「しなければならない」という責任感だけで仕事を何とかこなしている日々で、いつまで続けるべきか悩んでいます。なぜなら、上がるしか選択肢がないからです。

また、年齢についても、日本では若いことに価値を置く文化がありますので、歳を重ねるごとに、焦燥感が増しています。とにかく、「これで大丈夫、やっていける」という状況にないことに対する焦りです。以前よりはだいぶ緩くなってきましたが、35歳を超えた今、転職をするにもそれなりの理由や経験がないと難しくなっているので、その焦りは膨らんでいます。

この資本主義社会に住んでいる限りは、数字と向き合っていかなければならないのですが、自分がそういう社会と相性があまり良くないので、その折衷案的な生き方を模索しています。ある時期はうまくいっていたのですが、東京へ来てからはまた袋小路に迷い込んだ感じですね。とりあえず、会社の一番忙しい時期は終わりそうなので、次の一手を考えていきたいところです。