昔読んだ本を読み返しています。
生産性についての本ですが、僕が一番心に残ったのは、下記の章です。
第５章 欲しいモノを明確にしよう アウトプットを理解する
例えば「お金がほしい」と一言に言っても、
今日必要なお金がほしいのか、老後の資金がほしいのか、
開店資金がほしいのか、ただ漠然と億万長者になりたいのか、
その人によって、ほしいお金の額や時期が違います。
まずは自分がどのくらいのお金を何のためにほしいのか
理解する必要があります。
その結果によって行動が変わってくるからです。
仕事面の生産性についても、ただ忙しいと言うだけでなく、
自分のミッションは何なのか、何が必要で何が不必要なのか、
必要なことをより少ない時間でするにはどうしたらいいのか、
といったアウトプットについて分析する必要があります。
ただ手足を早く動かして休憩時間を削り残業時間を増やすのでは
根本的な解決にはならないし、いつまで経っても労働時間が減らない
という状態に陥ってしまいます。
まずは自分のWantをとことん考える必要があります。
概ねこんなことをおっしゃっていると理解しています。
自分の働き方についても、どう働きたいのかを常々考えてます。
・ほしいお金は最低限度の生活と消費と貯蓄が叶う額
・残業や休日出勤はほぼなくそれが普通という雰囲気
・自分の今積みたい経験ができそうなところ
このようなことが一応の条件なのですが、
違ったら転職しつつ調整してきました。
しかし最近ではそもそも転職して
どこかの会社に所属することの意義について
かなり自信がなくなってきました。
自分もそうですが多くの人が転職する時代になり、
特に離職率の高い企業では、
とりあえず表面上のオペレーションを回して、
活動の意義については有名無実化しているような。
社長の思いとかお客さんの喜びとか
そういうのがあまり感じられない気がします。
とにかく日々の仕事を回すことが
第一義になっていると思うんですよねー。
なので今度転職するときは、自分の条件に加えて
どういう業界でどういうミッションを叶えるために
転職するのかという目的意識を強く意識したいと思います。
